海の玄関から今日は!  ヨット・タカマミで一緒に海外クルージングの世界へ。

マラッカ海峡・治安状況

マラッカ海峡・治安状況

以前は時々、マラッカ海峡の海賊の事件がニュースになってましたが、最近は見ること聞くことがないです。

最も商船、商用船等は政府、マスコミが動きますがレジャーーボートの事件などニュースになりませんが。
最近マラッカ海峡、その周辺での海賊行為のニュースは聞いていません。
従って現在は、この海域を航海する時は皆さん殆ど無警戒です。

我々にとって一番ホットなニュースの経路は、出入りするヨット、航海中のヨット、他のマリーナのヨットなどからの生の情報交換です。早い、正確、理解度から一番重宝します。

10数年前は、ヨットレースの時でも海軍のエスコートの必要が有った訳ですが、現在は地域生活レベルが上がり、道徳心の向上、また必要な物品は入手し易くなった事などが好転の原因かと。

次のような事には十分注意してます。

  • 1:錨泊している時、悪意なく近寄る漁船を海賊と間違う。彼らは、魚、ロブスター等を買ってもらいに近寄る。
  • 2:地域の習慣が今でも残り、狭い水道を通過するとき、通行料を徴収に来ること。
  • 3:個人でセットしたブイを利用していると、使用料を請求に来る。
  • 4:沿岸を航行中漁網を傷つけたりすると、標識の有無に拘わらず問題になる。

普通我々の考えが及ばない事、会話の不通で誤解が起き、海賊行為と誤解する場合が起きてます。

一方紅海の入り口、紅海の通過の時は、現在ヨットに限らず、商船、商用船に最も危険な場所として注目されてます。通過するときは同じ方向に行くヨット同志編隊(コンボイ)を組み連絡しながら通過している現状です。先日捕まった例は、ローカルの人達がヨットを分捕り、彼らがそのヨットを使用して海賊行為をしていた。元の人達は行き方知れず。殺されたか、海へ投げ込まれたか。

やはり常識として、無政府状態、政情不安定な国には近寄らないことを心がけています。その点マレーシアを中心としたこの海域は現在、物価が安い、安心、適当なクルージング海域があるので、世界中の注目を集め、マリーナなども増えてきてます。

これから先この海域でヨットなどに対しての海賊行為で水を差さないよう願ってます。

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